こんにちは、みつばです。
古民家の障子をはり替えました!
本日はそのようすをお届けします。
必要な道具はこちらです。
- 障子紙
- 霧吹き
- 障子用のり
- 定規
- カッター
- はさみ
障子紙をはり替える手順
古い障子紙をはがす
障子紙をはがします。
のりを溶かすために霧吹きで水をまんべんなくかけて10分ほど放置します。
乾いてしまうと、のりも固まってしまうので、途中で乾くようなら追加で霧吹きするのがコツです。
のりが溶けると、簡単かつキレイに障子紙をはがすことができます。
紙がとれたら、枠に残っているのりや紙を濡れ雑巾などでふき取っておきます。
最後に、日陰でしっかりと乾燥させます。
半乾きだと、新しい障子紙がうまくはれないので、ここまでは前日にやっておくことをおススメします。
枠に障子用のりをぬる
ホームセンターで売っているハケがいらないのりを塗っていきます。
ガイドがついているので、簡単に塗ることができます。
追加で買っておいたのりが、水を加えて練ってのばすタイプで、濃度の調整に苦労しました。
ゆるすぎると容器を逆さにしただけでノリが出てきてしまうし、硬すぎると容器に移しかえることができません。
コンビニコーヒー飲んだ後のプラカップと割り箸でなんとか、よき硬さに調整しました。
手間を考えると、容器に入ったのりを買ってしまえばよかったなと後悔しました。
紙を広げて適当な大きさでカットする
障子紙のロールを枠の上にのせて、ころころ転がして広げます。
よく、テープでとめると書いてありますが、私はテープ無しのほうが好きでした。
5センチくらい余裕をもってハサミで切ります。
角にハサミで切れ込みを入れておくと、枠にぴったりを納めることができます!
定規で枠の端をおさえて、障子紙とのりを密着させます。
強く抑えすぎると破れてしまうので、やさしく…。
カッターで紙を障子のサイズにカットする
定規でおさえながら、カッターでカットします。
カッターがすぐ切れなくなるので、刃をこまめに折って新しい刃を使うのがキレイにカットするコツです!
素人でもはり替えることができました!
業務用の障子紙
今回、障子紙をどれにするか、悩みました。
いろいろと調べて、コスパがよく調湿効果も期待できそうな業務用の障子紙を見つけました。
手すきの和紙は高いし、はるのが難しそうです。
パルプは安いけど、すぐボロボロになってしまいそうだし、プラスチック障子は破れないけど調湿効果などはありません。
そんな中、あすかという商品はこうぞを使っているけど、機械すきでそこまで高くない!
60mだと、30枚分の障子をはり替えられるので、1枚あたり800円くらいの計算です。
手すきの和紙だと障子1枚あたりの障子紙の値段は約3,000円です。
- 製法:機械すき
- 材料:こうぞ60%、マニラ麻20%、パルプ20%(蛍光剤不使用)
- 寸法:幅95㎝×長さ60m
- 模様:無地
- 価格:22,000円(税込み)
廻木商店は和紙の専門店です。
偶然にも山梨県の会社なのが嬉しくなり、速攻でぽちりました。
無地ですが、高級感のある風合いで気に入りました。