汲み取り式トイレの埋め立て

こんにちは、みつばです。

古民家の解体が、いよいよ始まりました!

1番初めの作業は汲み取り式のトイレの便槽を埋める作業でした。

汲み取り式トイレの埋め立て手順

  • 便槽の底に穴をあける(水がたまらないように)
  • 洗砂を3分の2入れる
  • お供物をして神様に今までありがとうございましたのご挨拶
  • さらに洗砂を入れて完全に埋める

大工さんに

大工さん

手鏡とか、櫛とか女性が喜びそうなもの買ってきて!

と言われて、100均で手鏡とチークをご用意しました。

トイレの神様へのお供物。

トイレの神様って歌、昔ありましたよね。

女の神様だから、手鏡とか櫛とかおしろいを供えるのだそうですよ。

調べてみたら、トイレの神様は神道系の『水波能売神』(みずはのめのかみ)と『埴山姫神』(まにやまひめのかみ)の2柱。

仏教系では烏枢沙摩明王(うすさまみょうおう)ということになっているようです。

便槽の底に鉄杭で穴をあけているところ。

清めの塩をまいてました。

中はこんな感じ。

「今までありがとうございました。」と。

昔は祭壇を作って米と酒を備えていたそうです。

これでも簡易省略バージョンなのだとか。

無事、埋め立て完了です。

砂を入れるのは、地盤が締まるからだそうです。

残土やコンクリートガラ、カワラを入れてしまうと後から地盤沈下する可能性があるので、砂がベストなのだとおっしゃっていました。

埋め立てたトイレの上にはベタ基礎をうってお風呂や新しい水洗トイレを設置予定です。

それではー!

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