南アルプスの古民家【問題点3つ】

こんにちは。

南アルプスに古民家を買い、リノベーションしようとしているみつばと申します。

今回は私が買った古民家の問題点についてです。

購入前に、「お金がかかりそう」とビビり散らかしたポイントを書いていきたいと思います。

排水問題

古民家を検討されている皆さまは自分の家の排水がどのようになっているかご存じでしょうか?

排水には大きく3つの方式がございます。

  1. 汲み取り式
  2. 浄化槽式
  3. 下水道

私の買ったお家は①汲み取り式でした。

いわゆるぼっとん便所というやつです。

下水道は敷地に引き込みはされているものの、けっこう距離がありまして…

しかも、私はキッチンを東側に移動することを希望しているので距離がさらに長くなり、下水の引き込み口の深さによっては勾配がとれないかもしれない。と業者さんに言われています。

つまり、こういうことです。

これは下水の引き込み口を発掘してみないとわからないようでして(;^_^A

その場合は浄化槽を採用することになるのですが、できれば下水につなげたいなと思っています。

そうなると、この小屋をぶっ壊して

このコンクリ部分も破壊して穴掘りしないといけないということになります。

こいつはお金が飛んでいきそうだぜ!

シロアリ問題

実は私の買った古民家はシロアリに侵されております( ゚Д゚)

キッチン部分にシロアリが入って床がブカブカになっています。

内見の時に不動産屋さんから告知があって、シロアリかー!ってなりました。

大工さんの話ではキッチン部分は増築でそこで使った木の品質がよくなくてシロアリが入ったのではないか?ということでした。

大工さん

傾きはないし、そこまで酷くはないと思うけどねー。

まあ、でも柱の状態にしてみないと何とも言えないなー。

確かに、やられているのは増築部分だけのようですが、どの程度の修繕が必要になりそうかは解体して、床をはいで、柱だけにしてみないと何とも言えないとのこと。

シロアリで土台が全部やられいていると、追加で1000万円なんてことも…

追加で想定以上の課金が必要となると…。

痛い出費です…。

庭木がボーボーで木が大きい問題

庭にかんしては、売主さんが、ご近所さんから苦情が出ない程度に業者さんを入れていたようですが、わりとボーボーになっています。

内見をした8月、やぶ蚊が大量にいて不動産屋さんが虫よけスプレーを持参するほどでした。

古い家ということは木も昔からあるので、巨木になっているものもあります。

それはそれで価値があるものだとは思うのですが…

それなりに整理して風通しをよくしないと、家にもよくない。

切るとなるとクレーンが必要か?

抜根(木を切ったあとに根っこを取り除く作業)もお金かかりそう!

庭師を入れるとなると年間の維持費もかかりそうだ。

そう考えると、いったい、いくらかかるのか?

と心配で悩んでしまいました。

結局、蓋をあけてみないとわからない

購入する前に自分で調べたり、工務店さんに相談したりしたわけですが、

排水に関しては庭を掘ってみて引き込み口の深さを見てみないことにはわからない。

シロアリに関しては実際に床を解体してみないことには正確なことはわからない。

まあ、そりゃそうだ。

購入もしていないのに、勝手に庭を掘ったり、床を解体したりはできないわけです。

蓋をあけてみないといくらかかるのかわからない。

怖くないですか?

けっこう悩みましたよ。

ではなぜ、購入するにいたったか?

あちこちに相談するうちに、だいたいこのくらいで直りそうかな?となんとなーく想像できるようになったということ。

そして、このリノベーションで地元の業者さんとつながってネットワークができたらいいな。

それはお金以上の私の財産になるんじゃないか?と思えたこと。

あとは

みつば

まあ、なんとかなるだろう!

という開き直りですw

そのように思えたのは一緒に楽しんでくれそうな大工さんと出会えたということも大きかったと思います!

相談した大工さんの一人が

大工さん

愛情をもって作られた家だね。

面白いかもしれない。

と言ってくれたんですよね。

この大工さんと一緒にリノベーションできたら楽しそうだな…

問題が起こったらなんとか解決できるように一緒にアイディアを絞ろう!

助けてくれそうな人をさがそう!

その体験を楽しもう!

と思いました。

そんなわけで不安はあるものの、思い切って行動したしだいです。

次回は南アルプスの古民家【好きなところ3つ】をご紹介します。