前回の記事の続きです。
第二種電気工事士の技能試験の会場に到着し、無事着席しました。
試験当日の会場の様子や試験の流れを書いていきます。
- 試験会場の机の広さは?
- 工具のセッティングはどんな配置にした?
- 試験開始から終わるまでの流れは?
私もどんな雰囲気で実技の試験が進むのかわからなくて不安でした!
いろいろと調べて、自分なりに工夫したことなど共有できればと思います。
もくじ
試験会場の机は広さは?
机は4人掛けの机に2名ずつ座る配置になっていました。
正確には測ってませんが、机の横幅は80-90cm(自分が使えるスペース)で奥行は50cmくらいだったと思います。
白い机の上に傷防止用の厚紙がおいてありました(固定はされていない)。
その上に「受験者のみなさまへ」というA4の注意事項などを書いた紙と免状交付案内書などが重ねておかれています。
ネットで探してきた写真ですが、こんなイメージで、横幅はもう少し余裕がある感じ。
椅子は固定の跳ね上げ式ではなく、足のあるタイプでした。
会場によって違うとは思いますが、私はかなり快適な環境でラッキーだったと思います。
工具のセッティングは?どんな配置にした?
私は左利きなので、右利きの人からみたら左右逆転しているかもれません…
会場は撮影禁止だったので、自宅で再現してみました。
練習をわざと狭い机でやっていくうちにこの配置に落ち着きました。
工具は使う頻度の低いもの→高いものの順に上に重ねていくとコンパクトに置くことができます。
試験当日もこれで十分対応できました。
試験開始から終わるまでの流れは?
試験の流れは下記の通り。
①受験上の注意について説明 | 10時50分~ |
②入室禁止時刻 | 10時55分(試験終了まで途中退場はできません) |
③材料確認時間 | 11時18分~11時28分 |
④試験開始 | 11時30分 |
⑤試験終了 | 12時10分 |
①受験上の注意について説明
着席したら、入室禁止時刻までに工具や筆記用具、時計などを机の上にセットしておきました。
試験は11:30~ですが、10:55以降は教室へ出入りができなくなるので、トイレには早めに行っておくことをおススメします!
試験官が注意事項を読み上げます。
受験票を忘れた方はそのままでは受験できません。
至急「試験会場本部受付」へ行き、指示をうけてください。
とか
試験中に本人確認をします。
作業中であっても声をかける場合があります。
など。
②入室禁止時刻
入室禁止時刻になると、試験官が下記のものを配り始めます。
- 問題冊子
- 材料(段ボール箱入り)
- ゴミ袋
- 番号札
まずは問題冊子が配られました。
問題冊子を試験開始の指示前に開くと不合格になってしまうので注意です。
開くのは禁止ですが、じつは問題が透けてみえます(笑)
この記号があると言うことは…
あの問題かな?
ここで検討がつき、かなり気持ちが落ち着きました。
次に、小さな段ボールに入った材料とゴミ袋、番号札が配られます。
段ボールの大きさは箱ティッシュ2個くらいの大きさでした。
これも指示があるまで開けてはいけません。
番号札に氏名と受験番号を記入するように指示があるので記入します。
なぜかボールペン不可で、えんぴつかシャープペンシルで記入するようにとのことでした。
ひと通り終わると時間までしばし待ちます。
③材料確認時間
材料確認時間になると試験官から
箱を開けて材料を確認してください。
と言われますので、箱を開けて、問題冊子の表の材料表と配られた材料が同じかどうか確認します。
後から足りないと言っても支給してもらえないので慎重に確認します。
ケーブルの長さも確認しました。
リングスリーブと差し込みコネクタは小さなビニール袋に入って支給されました。
材料で、出題された問題が完全にわかるのでイメトレしておきます。
材料を作業しやすい配置にセットしました。
試験開始の合図までに、いかに練習とおなじコンディションに持って行くかがとても重要だと思いました。
ちなみに、試験開始の合図があるまで下記の行為は禁止です!
- 複線図を描く
- スケールをテープで机に固定する
- 傷防止の厚紙をテープで机に固定する
- ゴミ袋をテープで机に固定する
- ランプレセクタブルなどネジをゆるめる
私はテープは持ち込み禁止だと思っていて持って行きませんでしたが、テープがなくても全く問題はありませんでした。
むしろテープで固定している時間がもったいないと思います。
④試験開始
「練習通り」を意識して作業開始です!
無心で作業しましょう!
参考までに私の作業の流れを書きますね。
- 問題冊子を開いて、施工条件の確認
- 配線図を確認して切り出す電線の長さを書きこむ
- 簡単な部位から作業開始(電源、施工省略部位など)
- 複線図を書く
- 電線を接続
- 欠陥がないか確認
⑤試験終了
時間になると試験官から「作業をやめてください」と指示があります。
すぐに手を離さないと失格になってしまいます。
作品に番号札をつけるように指示がありますので、番号札をつけます。
場所はどこでもOKでした。
1列ずつ立たされて、退出票を渡され、出口で退出票を係員に渡して退出します。
私は解放感からボーっとしていて工具の片付けにあたふたしてしまいました。
指示されたらすぐに退出できるように、試験が終わったら荷物をまとめて帰る準備をしておくといいと思います。
こんな感じで、実技試験は無事?終了。
結果発表は令和6年1月26日の予定です。
多分…受かっていると…思う…。