何これ!?古民家を解体していたら床下から、囲炉裏が出現!

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こんにちは、みつばです。

築100年の古民家をリノベーション中です。

床の解体で床下からとんでもないものが出てきたのでご紹介させてください。

古民家の解体中にまさかのハプニング⁉

ある日、古民家に行くと大工さんが「すごいのが出てきたよ」と声をかけてきました。

みつば

な、なんですと⁉

見に行くとなんと解体した床下から石の塊がー!

火鉢じゃないですか。

大工さん

どうする?

と、ニコニコする大工さん。

いや、まさかこんなものが出てくるとは思っていないから、心の準備ができてないですよ。

火鉢と囲炉裏の違いとは?囲炉裏は設備、火鉢は家具

Google先生によると、囲炉裏と火鉢の違いは移動できるか否かだそうです。

床下から出てきたコイツは固定されていて移動できないので、囲炉裏です。

囲炉裏(いろり、居炉裏とも表記)とは、屋内に恒久的に設けられる炉の一種。伝統的な日本の家屋において、床を四角く切り下げて灰を敷き詰め、薪(たきぎ)や炭火などを燃やすために設けられた一角のことである。

引用:Wikipedia

前住人はこれで、暖をとったり、料理したりしていたのかな?と思うと不思議な気分です。

この囲炉裏はどこから来たのか?

人力では移動できないくらい重い囲炉裏の石はどこから来たのか?

なんか、私が思ってた囲炉裏と違う。

丸いし、中のカーブがえぐれていて変わった形です。

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大工さんによると、

  • コンクリートではなく、天然石をくり抜いてつくられている。
  • 天然石だから壊すのはもったいない。
  • 水車小屋で使われていた石臼じゃないか?

とのこと。

穀物用のつき臼だとしたら、確かに!という形です。

どこから来たのか分かりませんが、変わったものがでてきました。

古民家から出てきた囲炉裏は現代でも使えるのか?

物が石なので「使える」ということになります。

問題は使うのか?ということ。

今のところ使う予定は、ないのですよね。

しかし、将来的に活かせる時が来るかもしれない。

せっかくですので、撤去せず残すことにしました。

残しはするけど、たぶん使いません(笑)。

囲炉裏を設置するデメリット

囲炉裏に憧れはありますが、デメリットもあります。

囲炉裏のデメリット
  • 火事になるリスクがある。
  • 煤や煙で内装が汚れる。
  • 煙のにおいが気になる。
  • 一酸化炭素中毒の危険がある。

火の始末や換気は注意するとして、私は内装が汚れたり、服がきな臭くなるのが嫌ですね。

インテリアとしての囲炉裏

囲炉裏はビジュアルの強さがありますので、インテリアとして古民家の雰囲気だけを味わうのもいいかなあと思います。

火を使わなければ、煙もにおいも発生しませんから。

まとめ

今回、古民家の床下から囲炉裏が出現しました。

しかし、今は使い道がわかりません!

かといって、天然石の石臼を無碍に壊すのも惜しい…。

大工さんと相談して、利用する可能性を残してとりあえず保存することにしました。

うちの床下には囲炉裏が眠っているんだということを頭の片隅において、何かいいアイディアが湧いたら発掘したいと思います。