自然農の畑は資産形成に似ていると思う話

こんにちは、

南アルプス市で築100年の古民家をリノベーション中のみつばです。

突然ですが、畑って資産ですよね?

コロナ過の2020年、ゴールデンウイークに外出できなくて暇だったので、放置していた裏庭をクワ1本で開墾しました。

今とは別の場所ですけれど。

野菜を植えて収穫できると楽しくてハマっていきました。

その畑は諸事情で手放したのですが、とても辛かったです。

「狩猟が主だった縄文時代に殺人はなかったが、農耕をしだした弥生時代になると殺人の形跡がある」と何かで読んだことがありますが、「なるほどな。」と思いました。

苦労して育てた土地が奪われたら殺意も芽生えるというものです。

私がなぜ、畑にハマったのか考察してみると、自然農の畑が資産形成に似ているからではないかと思いましたので、今日はそのことについて書いてみたいと思います。

自然農の畑はローリスク・ハイリターン

私はもともと農業に興味はあったのですが、効率厨なところがありまして、自分で野菜を作るのは非効率だと思っていました。

みつば

プロが作ったものが安くて美味しいのだったら、買った方がいいでしょ!

  • 畑を耕運機をつかって耕す。
  • 肥料をわざわざ買ってきて土にすきこむ。
  • 苗を買ってきて植える。

これらの費用と手間をかけるくらいなら、買った方がいいと思っていました。

いや、今でも思っています。

プランターで栽培するにしても、土を買ってきて栽培することに抵抗があるし、なんか面白くなかったのですよ。

でも自然農という農法があることを知って、これならやってみたい!と思いました。

かけたコストに対してリターンが大きそうだと思ったからです。

自然農のメリット
  • 無肥料無農薬で栽培する。
  • 土を育てることができる。
  • 雑草も資材として使う。
  • 使う道具の数が少ない。
  • 耕さない。
  • 耕さないので、こぼれ種で翌年も野菜が生えてくる。

シンプルかつ永続的で、あまりお金がかからないところに魅力を感じました。

なにより、うまくいけばタダで野菜が生えてくる畑になるというではないですか。

まさに、ローリスク・ハイリターンですよ。

自然農の畑が資産形成に似ていると思うところ3つ

私はお金が増えると脳内にドーパミンが放出されるタイプの人間なのですが、農作物が増えても快感らしいです。

種を買ってきて、畑という市場で適切に管理すると何十倍にも増える感じが、まさに投資と同じ感覚なのだと思います。

「少ない資材をいかに活かして成果をだすか?」を考えて試すのが好きです。

初期投資の難しさ

自然農では最初に畝たてをするのですが、これが体力的に最も大変な作業です。

どこに何をいつ植えるかという戦略も必要です。

どこにアパートを買うか?ターゲットは?とアパートを買うときに考えることと、野菜をどこに植えるのか?(入居させるか?笑)にはやや共通点があるなと思うことがあります。

不動産投資も最初の10年が大変だったように、自然農の畑も土が育つまで、時間がかかります。

初めは仕組みや要領をつかむのが難しいところも似ているなと思いました。

時間が経過するほど手間は減り、リターンが多くなる

初期の大変な時期を過ぎると安定して収入を得られるようになります。

自然農でいうと、それほど手間をかけなくても野菜がとれるようになります。

土がどんどん良くなっていくので、植えた覚えのない野菜が棚ぼた的に収穫できることもあります。

時間がたつほど手間が減るのは株式投資に似ているなぁと思うんです。

投資金額が増えるほど安定したポートフォリオを組めるようになるから安定するし、リターンも増えるところが似ていると思います。

こぼれ種で生えてきた野菜を見ると、株主優待みたいだなと思ったりします。

メンテナンスは必要で意外と繊細

投資も畑もメンテナンスが必要です。

不動産の場合は外壁を塗装したり、共用部分の掃除が必要です。

入居したくなる魅力的な部屋にするために壁紙を工夫してはったり、おしゃれな照明器具をつけてあげたり、意外と繊細なメンテナンスが必要です。

有価証券だって、株と債券の割合をみてリバランスしたり、これから伸びそうな株があれば買い足したり調整が必要です。

自然農の畑も、草をマメに刈って適切な場所にひくとか、種や苗を植える必要があります。

種まきは意外と繊細で、雑草に負けないようにある程度大きくなるまで丁寧にみてあげないと消えてしまうことがあります。

「この場所はレタスの育ちが悪いから、あっちの日陰に植えてみよう。」とか常に頭で考えていてそれが楽しいのかもしれません。

まとめ

自然の畑は「成長して進化する=価値が増える」ところが資産形成と似ていると思いました。

意外と繊細で難しいところがあるのも私好みです。

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