こんにちは、築100年の古民家をリノベーション中のみつばです。
古民家の庭に大量になった渋柿を干し柿にしてみました。
イイ感じに乾燥できたのでコツなどを紹介します。
もくじ
干し柿の乾燥期間は3週間から1か月くらい
最短で2週間で渋が抜けて食べられるようになりました。
干し柿らしい美味しさがでてくるのは3週間目くらいかなと思います。
乾燥期間は気温によって前後します。
今年の南アルプス市は暖かくて、11月の上旬で最高気温が20℃くらいありました。
温度が高いと乾燥は早いですが、カビが生えやすくなります。
12月に入って最高気温が10℃くらいになると、カビは生えにくくなりますが乾燥が遅くなります。
今年は2回つくりましたが、以下のような結果でした。
10日もすると、乾燥して水分が抜けてきました。
まだ渋が残っていて食べられません。
約2週間であんぽ柿になりました。
このくらいになれば、渋が抜けて食べられるようになります。
繊維を切ってやわらかく仕上げるために、気が向いたときにモミモミしました。
食べごろな干し柿。
どこまで乾燥させるかは好みになると思います。
私は少し固めになるまで干しました。
干し柿のカビ対策2つ
干し柿はカビが大敵です。
対策はカビの胞子を殺すことです。
プロは硫黄燻蒸という方法でカビを防ぎつつ、色もオレンジのままにする方法で処理をしているようです。
素人には難しいので、家庭で干し柿を作る場合は熱湯かアルコールで消毒するかどちらかになると思います。
熱湯消毒
お湯を沸かして、そこに柿を30秒くらい浸します。
最初に干す時に1回だけやれば大丈夫です。
最高気温が20℃あった11月でも、この方法で消毒したらカビは発生しませんでした。
今年は雨が少なかったのでラッキーだったのもあるかもしれません。
アルコール消毒
2回目に作ったときはアルコールで消毒しました。
アルコール度数35%のホワイトリカーを吹きかけてみました。
本当は80%エタノールがカビの胞子を不活化するのにベストですが、用意するのが面倒くさかったので…。
ホワイトリカーならスーパーで手に入ります。
1日目と3日目の2回だけ吹きかけました。
ヘタの部分がカビが多そうなので念入りに吹きかけました。
結果として、ホワイトリカーをスプレーした柿もカビは生えませんでした。
乾燥しすぎて固くなってしまった干し柿の食べ方
干し柿は乾燥が進むと、歯が折れそうになるくらいカチカチになります。
どうしよう?と少し悩みますよね。
美味しく食べる方法を調べてみました。
小さく切ってドライフルーツとして利用する
小さく切ると噛めるようになるので、私は普通にドライフルーツとして食べています。
ナッツと合わせると赤ワインに合います。
千切りにして大根の甘酢和えに混ぜたり天ぷらにしても美味しいらしいですが、私はまだやったことがありません。
お湯でもどす
お湯で戻してふっくらさせる方法です。
時間はかかりますが、手間はかかりません。
- 干し柿7個
- 水300ml
- 砂糖 大さじ1
鍋で沸かした熱湯(消毒用)300mlで干し柿を1分煮て消毒します。
火を止めて砂糖大さじ1を溶かして砂糖水にします。
一晩放置します。
ふっくら柔らかくなりました!
まとめ
干し柿の乾燥時間は気温によって左右されますが、一番はやくて2週間で食べられるようになりました!
気温が高いほうが乾燥が早いですが、カビが生えたり、発行してしまうリスクが上がります。
10℃以下の気温でじっくり乾燥させるとやわらかくて味も濃厚なような気がしました。
最高気温20度前後⇒約20日間
最高気温10℃前後⇒約30日間