こんにちは。
南アルプス市で築100年の古民家をリノベーションしているみつばです。
大工さんに教わりながら出窓のリメイクをしました!
今回は出窓のリメイクで難しかったことをまとめてみました。
古民家の出窓のリメイクで難しかったこと
凹凸があるところにフローリングをおさめる方法
凹凸があるところは、そのままではフローリングがフィットしません。
おさめる方法は2つです。
- フローリングを柱の凹凸に合わせてカットする。
- 柱をフローリングの厚みに合わせてカットする。
今回は、②の方法で柱をカットすることにしました!
フローリングの端材にノコギリをあてて、カッティングします。
続いて、端材をはずして、下側もカッティングします。
窓の樹脂フレームを傷つけないように注意しながら、慎重にギコギコしました。
横からのみをあてて、ハンマーでたたきます。
パッカーン!と綺麗に掘ることができました!
ご覧ください!!
フローリングがピッタリおさまりました。
使ったノコギリは大工さんおススメのこちら。
ホームセンターで2,000円くらいで買えます。
デコラ(メラミン化粧板)を切るためのソー(ノコギリ)だからデコラソー。
歯が小さい。
引っ掛かりが少ないので細かい作業に向いています。
フローリングの最後の一枚をおさめる方法
DIYをやったことがある人なら知っていると思います。
大工さんに教わった方法をご紹介します。
- 地道にサイズを測って、フローリングをカットする。
- メスさねの下側を半分くらいカットする。
- 壁側にあたる角をミノやカンナで削る。
- 端材をあてて、ハンマーで叩いて入れ込む。
「3.2㎝ですね。」みたいな感じで、サイズを測っていきます。
そして、デコラソーで採寸どおりにカッティングします。
初心者で下手なので、隙間がけっこうありますが…。
アップにすると、断面はこんな感じです。
次に「さね」を丸ノコで半分切り落とします。
「さね」とは、フローリングどうしをはめ込む凹凸です。
完全に無くならない程度に切り落とします。
切り落とすのは、置いた時に下側になる方です。
次にカンナやミノをつかって、壁にあたる角を削ります。
大胆かつ慎重に削っていきます!
こんなに削っていいのか⁉と思うけど、大丈夫!
横からみるとこんな感じ。
さねをはめて、押し込んだところ。
これを、ハンマーで叩いておさめます。
初めてにしてはうまくできたと思うのですが、どうでしょう?
最後に見切り材で端をかくします。
見切り材は過保護な大工さんが作ってくれました!
ボンドではって、かくし釘で固定したら完成です!
フローリングの端をおさめるのは難しい!