こんにちは。
築100年の古民家をリノベーション中のみつばです。
私の古民家には障子がたくさんあるのですが、その中の何枚かの枠が壊れています。
壊れているというか、ネズミにかじられて枠がないのです。
今回は無くなってしまった障子の枠をなんとか手持ちの材料で直したのでその様子をお届けします!
DIYでなくなった障子の枠(組子)を直す方法
無くなってしまった部分の木を、古民家を解体した端材を使って作ります。
色が合っていて、厚みも近いこの端材を使うことにしました。
材料を切り出す
まず、必要な長さを測り、その長さよりも大き目に切り出します。
カッターナイフと手ノコを使って切り出しました。
長さが短いと詰むので、大きめに切り出し、少しずつ長さや幅を微調整するのがポイントです。
使う木は加工しやすい柔らかい木がおすすめです。
厚みと幅を調整する
厚みを確認します。
組子よりも1.5倍くらい厚いので、かんなをつかって削り、厚みと幅を整えていきます。
全体の厚みを均一に削るのは難しいので、実際に使う長さの2倍ほどで切り出しました。
短すぎると削ることができないので注意です。
かみ合うように凹凸をつける
カッターナイフと手のこを駆使して組子同士がかみ合うように凹凸をつけます。
違和感なく収まるように微調整して、はめ込みます。
いっぺんにやろうとしないで、少しずつ、焦らずにちょっとずつ削っていくのがコツです。
ボンドをつけてとめていきます。
正面からみると、ほとんど分からない程度には直すことができました!
素人なので荒い修理ですが、DIYとしては上出来なのではないかと自画自賛。
ぱっと見、どこが壊れていたのかわからないでしょう?(笑)
しかし、実は凹凸をつけるのではなく、斜めに削って張り合わせた方がエレガントに直せるということを学び、ちょっと凹んだのは内緒です。
自分で直すのが難しい場合は業者に依頼する
障子の枠が壊れてしまったときは、今回紹介した方法で直すことができました。
単純な構造の場合は直せるけれど、長さが長くなったり、複雑になったらDIYで直すのは難しそうです。
DIYに慣れていなくて自分で直すのが難しい場合は、業者に依頼したほうがスムースに修理できます。
また、あまりに激しく壊れてしまって新調する場合も業者へ依頼します。
障子を直してくれるのは建具屋さんです。
ネットで「建具 ○○県」と検索すれば近所の建具屋さんがヒットします。
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